ジオマンシーとは
アラブ発祥、中世ヨーロッパで広がった土占い(砂の科学)です。地のパワーを利用するジオマンシーは、現実的で具体的な日常の問題を解決するのに適しています。
「地上の星座」とも呼ばれているジオマンシー占いに興味を持ち、2017年、高橋桐矢先生の講座で学んで以来、日々の選択に迷った時や日課としてジオマンシー占いを実占しつつ鑑定業務を行なっています。
ジオマンシーシンボル一覧
ジオマンシーのシンボルは16種類。各シンボルは、奇数(・)または偶数(・・)を表す4段のドットで構成されています。これら16種類のシンボルには個々に象意があり、占いたいテーマに対する答えを的確に示します。
シンボルは、形も意味も二つずつ対になっています。
下図は私が鑑定で使用しているヒコーキジオマンシーカード。占いのシンボルをヒコーキ旅の世界観で表した可愛いカードが、現実的な答えを出してくれます。
人々/ポプラス 一般大衆、普通の人々。自分からは動かず相手の出方待ち。とりあえず無難で安定。みんなと同じ。協調性を大切にして。チームワークが吉。 |
道/ヴィア 真っ直ぐに進んでいく道。未来。積極性と行動力、変化していく力がとても強い。少数派でも意見を貫く。結果より過程。動くこと。 |
つながり/コンジャンクショ |
拘束/カルサー |
大吉/フォーチュナ・メジャー |
小吉/フォーチュナ・マイナー |
獲得/アクウィッシショ |
喪失/アミッショ |
喜び/ラエティーシャ |
悲しみ/トリステシャ |
少女/プエラ |
少年/プエル |
白/アルブス |
赤/ルベウス |
竜の頭/カプト・ドラコニス |
竜の尾/カウダ・ドラコニス |
ジオマンシーの基本的な占い方
- 紙とペンを用意します
- シンプルかつ具体的な質問を決めます
- ペンを持って左から右へ点(・)を好きなだけ紙に打ちます
- 4段分繰り返します
- 各段の点が奇数か偶数かを調べます
- 奇数なら(・)偶数なら(・・)を書きシンボルを得ます
![]() メモ帳で点を打つイメージ ![]() 奇数か偶数か調べます |
上記の例は、1段目から4段目まで全て偶数なので ● ● シンボル「人々/ポプラス」が導き出されます。 |
その他の占い方
スマホアプリ
androidをお使いの方には Sinple Geomancy が評価も高くおすすめです。
iPhoneのショートカットアプリ

iPhoneがあればいつでもどこでもカンタンにジオマンシー占いができます。
iOS13から標準アプリとなった「ショートカット」を使って設定しました。Siriを使って結果を読み上げてもらうこともできます。
さざれ石
恋愛に関しては、ローズクォーツのさざれ石を使うなど見た目も楽しませてくれる方法です。さざれ石をひとつまみ、4回繰り返して数を数えます。それぞれ奇数か偶数かによってシンボルを得ます。
サイコロ
実物のサイコロ4つ、またはサイコロアプリを使っても簡単に数字4つを出してから、数字の奇数か偶数を調べてシンボルを導き出せます。
カード
少し前から占い師や占い愛好家の間で、オリジナルのカードを作って占いを楽しむことがブームになっています。上記のヒコーキジオマンシーカードは、ヒコーキ好き漫画家の蘭木流子さんにデザインしていただきました。
私がジオマンシー占いを習った高橋桐矢先生の「アラビアンジオマンシーカード」はFCMオンラインショップで購入できます。ジオマンシー発祥の地であるアラビアの昼の星と夜の星をイメージした世界観の素敵なカードです。桐矢先生は占い方の書籍もいくつか出版されているので、本を参考にして、誰でもかんたんにジオマンシー占いを始めることができます。