ペーパー無線家歴10年以上
前回の記事では、アマチュア無線を始めたきっかけについて書きました。
実は、飛行機を撮り始めた頃は、
航空無線を聞くには免許が必要
と思って、4アマ免許を取得したのがアマチュア無線との出会いです。
その後、第三級アマチュア無線技士の資格を取得したものの、長い間”ペーパー無線家”。
撮影現場で無線機使ってると、
「あんさん、免許持ってるん?」
と時々聞かれます。
「第3級アマチュア無線技士です。」
と胸を張って答えますが(笑)
ただ、無線機の使い道といえば……
✈️ 航空無線を聞く。
⚾ 野球中継を聞く。
そんな受信オンリーの日々。
POTAという遊びを知る
最近になって、「POTA(Parks On The Air)」という、公園からアマチュア無線で交信を楽しむ活動があることを知りました。
旅先の公園から電波を出して、全国、時には海外の局とも交信する。
なんだか「旅」と「無線」がつながる感じがして、一気に興味が湧いてきました。
「これは一度やってみたい!」
そう思って情報を集め始めたタイミングで開催されたのが、関西アマチュア無線フェスティバル(関ハム)です
関ハムの会場は大阪府池田市
伊丹空港からも近く、飛行機好きの私にとっては昔から訪れている馴染みのエリアです。
今回は”空”ではなく、“電波”の世界をのぞきにやってきました。

石橋阪大前駅の改札を出てすぐ
飛行機が描かれたマンホールを見ると、「やっぱりこの街に来たな。」という気分になります。😊
目的はロッドアンテナ探し
今回の一番の目的は、ハンディー機(VX-8D)に取り付けられるロッドアンテナ。
少しでも受信感度が良くなればと思って探してみたものの……
売り切れていたり、置いていなかったり。
すると、お店の方が
「隣のお店にあるかもしれませんよ。」
と親切に教えてくださいました。
ロッドアンテナではないのですが、純正品よりも長めの500円のアンテナをゲット!
イベントならではの、こういう人との出会いも嬉しいですね。
帰宅後、さっそく試してみる
帰宅してアンテナを交換してみると……
「あれ?」
以前より電波がよく入るようになってる!📡
もちろん環境にもよると思いますが、自宅では体感できるくらい受信が良くなりました。
今回あらためて感じたのは、
高いアンテナが必ず良いとは限らない。
使う場所や周波数との相性もある。
実際に試して、自分の環境に合うものを探す。
そんなチャレンジ精神も、アマチュア無線の楽しさなんだと感じました。
POTAにも登録してみました
勢いそのままに、POTAのアカウントも登録。
プロフィール写真も設定して、少しずつ準備が整ってきました。
とはいえ、いきなり交信するほどの勇気はまだありません。
まずは実際のPOTA交信をワッチ(受信)して、
どんな流れで交信しているのか、
どんな言葉が飛び交っているのか、
耳を慣らすところから始めようと思っています。
モールス信号も気になってきた
さらに調べていくと、POTAではモールス(CW)で運用している局もたくさん。
そこで、自分の勉強も兼ねて制作を始めたのが
というモールス信号の聞き取り練習サイトです。
コンセプトは、
「耳から始める、モールス信号。」
最初は文字を一つずつ覚えるのではなく、
CQ
DE
73
など、交信でよく使われる言葉を”音の塊”として覚えていく。
そんな練習ができるよう、少しずつ改良しています。
将来的には、
「POTAトレーニング|公園デビュー」
なんてモードも面白いかもしれませんね。
受信オンリーから、電波発射へ📡
飛行機を追いかけていたら航空無線に興味を持ち、
航空無線からアマチュア無線へ。
そして今は、公園から交信するPOTAや、モールス信号の世界へ。
趣味って、一つの興味から思いもよらない方向へ広がっていくものなんですね。
これまでは受信オンリー。
いよいよ次は……
電波発射デビューです!📡
関ハムは”お買い物イベント”だけじゃない
もちろんアンテナや無線機を見るのも楽しみでしたが、実際に行ってみると印象に残ったのは講演会でした。
今回は、
🧊 南極越冬隊で活躍された方
🚀 宇宙飛行士の方
のお話を聞くことができました。
アマチュア無線のイベントなのに、南極や宇宙の話まで聞けるなんて少し意外でしたが、どちらにも共通していたのは、
「通信は人と人をつなぐ大切なライフライン」
ということ。
普段何気なく使っている無線も、極地や宇宙では命を支える重要な技術になる。
そんなスケールの大きな話を聞けたのも、今回の関ハムならではの貴重な体験でした。
会場では女性の方もちらほらお見かけしましたが、全体としては長年アマチュア無線を楽しまれているOMさん、YLさんが多い印象でした。
若い世代の姿はあまり見かけず、少し寂しく感じたのも正直な感想です。
一方で、若年層に興味を持ってもらうための取り組みも進んでいます。
最近では、アマチュア無線の資格を持っていない人でも、免許を持つアマチュア無線家の管理のもとで体験運用ができる制度が始まりました。
「難しそう」というイメージがある世界ですが、まずは体験してみることで興味を持つ人も増えていくかもしれません。
私も長い間”ペーパー無線家”でしたが、関ハムをきっかけに少しずつ送信デビューへ向けて動き始めました。
もしかしたら数年後には……
「温泉QRV」が定番になっている……かもしれません。
