8月も後半。
まだまだ暑い日は続きますが、そろそろ「夏の疲れ」が出てくる頃ではないでしょうか。
外に出れば猛暑。室内に入れば冷房。暑いから冷たいものばかり飲んで、お風呂もついついシャワーだけ。
そんな8月、わが阪神タイガースは夏のロードの真っ最中。
最近はドーム球場での試合もあり、かつての「死のロード」とはずいぶん事情も変わりましたが、長いシーズンを戦う選手たちにとって、コンディションを整えることが大切なのは変わりません。
それなら私も、夏のロードへ。
……ただし、向かうのは球場ではありません。
今回の目的地は「おんせん県」大分♨️
しかも、ヒコーキセラピーなのになぜかフェリーです🛳️
① 夏の疲れ、ちゃんと休めていますか?
暑い夏は、それだけで身体に負担がかかります。
そこへ冷房の効いた室内と暑い屋外との行き来が加わり、夜になってもなんとなく身体が落ち着かない。
「疲れているのに、うまく休めない」
そんな日には、湯船につかって身体をゆるめる時間を作ってみるのもひとつです。
夏はシャワーだけで済ませたくなりますが、温泉入浴指導員としておすすめしたいのは、熱いお湯で頑張って温まることではなく、自分が心地よいと感じる温度で、ほっとできる入浴時間を作ること。
そして、お風呂に入る前後には水分補給も忘れずに。
8月26日「風呂の日」。
今月は家のお風呂を飛び出して、船に乗って温泉へ向かうことにしました。
② 温泉+呼吸。「何もしない時間」を作ってみる
温泉へ行くと、「せっかく来たんだから」と何度もお風呂に入りたくなるもの。
でも、たくさん入れば入るほど整うわけではありません。
特に暑い季節は、入浴そのものでも汗をかきます。
無理に長湯をせず、水分をとって休憩する。
そして私がヨーガの視点から意識しているのが「呼吸」です。
難しい呼吸法をする必要はありません。
お湯につかって身体が落ち着いてきたら、吸う息よりも、吐く息を少しゆっくり。
旅先では予定を詰め込みたくなりますが、温泉にいる数分くらいは「次はどこへ行こう?」をいったん手放す。
温泉は、何もしない時間を作る場所でもあると思っています。
③ 旅に出られない日は「おうち湯治」
もちろん、疲れるたびに大分まで行くわけにはいきません。
そんな日は自宅のお風呂で「おうち湯治」。
ぬるめのお湯にゆっくりつかって、呼吸を整える。
好きな香りがあれば、入浴後にアロマを楽しんだり、ハーブティーを飲んだりするのもいいでしょう。
大切なのは、「整わなければ」と頑張らないこと。
スマホから少し離れて、湯船につかって、息を吐く。
それだけでも、自分のための小さなリトリートになります。
そして、ときどき本当に旅へ出る。
今回の私は、こちらを選びました。
④ 夏の「湯〜ド」へ。弾丸フェリーで神戸から大分へ
今回利用したのは、弾丸フェリー®阪神電車版。
阪神電車の対象区間往復、阪神御影駅と六甲アイランドを結ぶ神戸フェリーバス往復、さらに神戸~大分のフェリー往復がセットになったプランです。
そして、その料金が……
大人10,000円。
そう。
片道ではありません。往復です。
現地には宿泊せず、行きと帰りの船で2泊する「現地0泊・船中2泊」の2泊3日。

橋のライトアップが綺麗
夜に神戸を出て、寝ている間に瀬戸内海を進み、朝には大分へ。そして一日遊んだら、夜のフェリーで神戸へ戻ります。
旅に必要なのは、長い休みとは限らない。
これぞ私の夏の「湯〜ド」です♨️
※料金・利用条件・除外日などは予約時に最新の公式情報をご確認ください。
夜の瀬戸内海へ。明石海峡大橋を船上から
船旅の楽しみは、目的地だけではありません。
神戸を出て、夜の海から眺める明石海峡大橋。
いつも陸から見る景色も、船の上から眺めるとまったく違って見えます。
そして意外だったのがスマホの電波。
海の上だから圏外になる時間も多いのでは?と思い、せっかくアマチュア無線機まで持ってきたのですが、今回の瀬戸内航路ではスマホの電波が入る場所が多く、思っていた以上に普通に使えました。
無線機、出番ほぼなし!
もちろん通信状況は航行場所や通信会社、船内の位置などによって変わります。
船の上でもお風呂へ。しかし……
温泉好きとして見逃せないのが船内のお風呂。
ところが行きの船では、なかなかの大盛況。
洗い場が空くのを待つほど混んでいました😂
乗船して、ごはんを食べて、お風呂に入って、寝る。
みんな考えることは同じです。
船内では夕食ブッフェ2,700円、翌朝の朝食ブッフェ900円も利用しました。
海の上で食べて、お風呂に入って、眠っている間にも船は大分へ。
「移動時間=休む時間」にできるのが、フェリー旅のおもしろいところです。
※ブッフェ料金は今回利用した際の料金です。最新情報は乗船前にご確認ください。
私は乗り物酔いしやすいため、今回も酔い止めを持参しました。結果的に行きも帰りも船酔いすることなく過ごせました。
酔い止め薬を利用する場合は、製品ごとの用法・用量を確認してください。また、船の揺れ方は天候や海況によって変わります。
往復1万円、現地0泊。それでも別府湯治はここまでできる
「弾丸フェリー」という名前から、現地では時間との勝負になるのかと思っていました。
ところが実際に行ってみると……
弾丸のわりに、めちゃくちゃ別府を満喫できました。
まずは資さんうどんで朝ごはん
大分に到着したら、まずは朝食。
向かったのは資さんうどん。

朝定食
これから始まる別府温泉めぐりに備えて、まずはしっかり腹ごしらえです。
朝からうどん。
旅先では、こういうご当地の日常に混ざる時間も楽しいものです。
海を眺めながら、砂風呂へ
朝食を済ませたら、次は砂風呂へ。
温かい砂に身体を預けると、自分では何もしなくていい。
砂の重みを感じながら、目の前には海。

海を眺めながら砂に埋もれる
ここでは「整うために何かをする」というより、何もしない時間そのものを楽しむ感覚でした。
砂から出たあとの開放感も気持ちいい。
弾丸フェリーでやって来たとは思えない、ゆったりした時間です。
砂風呂から上がると、かぼすがたっぷり浮いている温泉に浸かってリラックス😌 フェリーでの移動の疲れが一気に吹き飛びます。
球児監督と別府地獄めぐり!?
砂風呂の次は、別府地獄めぐりへ。
湯けむりが立ち上る景色を見ていると、「おんせん県」に来た実感が一気に高まります。
そして今回、写真の中にちょこちょこ登場する人がいます。

血の池地獄にて
阪神タイガース・藤川球児監督です🐯
もちろんご本人ではなくアクスタです。
阪神タイガースは夏のロード。
こちらは温泉を巡る、夏の「湯〜ド」。
はるばる大分まで来て何をやっているのかという話ですが、旅は楽しんだもの勝ち。
ヒコーキセラピーの温泉コラムなので猛虎魂はいったんこの辺にして、先へ進みましょう。
お昼は温泉の蒸気で「地獄蒸し」
別府に来たなら、温泉は入るだけではありません。
ランチは、温泉の蒸気を利用した地獄蒸し体験。
温泉地ならではの食文化まで体験できるのが別府のおもしろいところ。
「見る温泉」から「入る温泉」、そして「食べる温泉」へ。

飲む温泉もOK!
一日の中で、いろんな角度から温泉を楽しめます。
デザートは地獄プリン🍮
地獄蒸しランチのあとは、もちろん甘いものも。

プリンと抹茶
地獄プリン🍮
地獄めぐりをして、地獄蒸しを食べて、地獄プリン。

竜巻地獄は間欠泉

海地獄は色が綺麗
このあたりまで来ると、すっかり別府の「地獄」を満喫しています。
旅の締めは、竹瓦温泉
そして最後は、やっぱり「入る温泉」。
向かったのは、別府の街を代表する温泉のひとつ、竹瓦温泉。

道後温泉を思わせる歴史ある建物
立派な唐破風の建物を前にすると、それだけでも「別府へ来た」という旅情があります。
朝、大分港へ到着。
資さんうどんで朝食を食べて、砂風呂へ。
地獄めぐりを楽しみ、地獄蒸しを食べ、地獄プリンを味わって、最後は竹瓦温泉。
そして夜には再びフェリーへ。
こうして並べてみると、
……これ、本当に弾丸旅なんでしょうか。
現地に一泊する旅とは違います。
でも、夜の移動時間をそのまま睡眠時間にできるからこそ、一日を丸ごと大分・別府で楽しめました。
ヒコーキなら、ひとっ飛び。
フェリーなら、ゆっくり海を渡る。
どちらも目的地へ向かう旅ですが、流れる時間はずいぶん違います。
夏の疲れを感じる頃。
たまには急がず、船に運んでもらって温泉へ。
そんな旅もいいものです。
⑤ 次は、どんな湯へ飛ぶ?「空湯診断」♨️✈️
温泉といっても、海を眺める湯、山の中の秘湯、歴史ある共同浴場、リゾートでゆっくり楽しむ湯など、その楽しみ方はさまざまです。
今のあなたなら、どんな温泉旅が合うでしょう?
ヒコーキセラピーでは、今の気分から温泉タイプを楽しむ「空湯診断」をご用意しています。
次の旅先を考えるきっかけに、遊んでみてください。

8月26日は「風呂の日」。
夏の疲れを感じたら、今日は少しゆっくりお風呂へ。
そして、もう少し遠くへ行きたくなったら――
船に乗って温泉へ。
ヒコーキセラピーなのに、たまにはフェリーもいいものです🤣🛳️♨️