水原一平さんは本当にギャンブル依存症なのか?ホロスコープを検証する
大谷翔平選手の通訳兼サポート役として一躍注目を浴びた水原一平さん。あくまでも中立的な立場から、インド占星術のホロスコープ上でどんな要素が見られるのかを検証してみました。ここでお伝えする内容は「早期治療に専念してほしい」という思いを込めたものです。
日本円にして約7億円と、普段見聞きするギャンブルによる借金とは桁違いの金額。そこまで膨れ上がるまで賭け続けるものなの?と、普通の人の感覚では考えられない金額に驚きました。
そもそも依存症とは
特定のものについて、自分の意思ではやめたくてもやめられない状態に陥ってしまう病気。
ギャンブルも薬物もアルコールも依存の要素があります。

競馬は公営ギャンブルです
競輪、競馬のギャンブル依存にも注意が必要です。
依存症とホロスコープの関係
我々一般人も一時的に特定の何かにハマるということは多々あります。しかし、日常生活や人間関係を壊すほどハマり続けてしまい、自分ではやめたくてもやめられない状態にまで陥ってしまうのが依存症。
そのような特徴的な事象があらわれている人のホロスコープに共通点はないかと、以前から依存症で話題になった芸能人やスポーツ選手のホロスコープを検証してきました。
それらの共通点は主に3点
- 月の傷つき
- 蠍座絡み
- 海王星の影響
火星やラーフ、ケートゥによる月へのアスペクトのほか、ケマドルマヨーガなどの影響も大きいです。
実は、オタクと依存症は紙一重的な部分もあり洞察力があり粘り強い面がある一方で、周りが見えなくなるほど集中してのめり込みやすいという面もあります。
また、海王星はよく夢見がちとか陶酔、曖昧、幻覚という表現がされるように一攫千金を夢見るとか脳内麻薬によるフワフワとした気持ちよさが忘れられず執着してしまう自他の区別がつかず境界が曖昧になってしまいがちな特徴があります。
薬物依存については、クスリが直接脳内のホルモンや神経伝達物質に作用することから、水星への影響もいくらかあるのではないかと感じています。
蠍座で月は減衰します。蠍座は、8室、オカルト、うちに秘めたるパワー。勝つか負けるか生か死か。破壊と再生の冥王星、戦いの火星の影響下にある星座です。
依存症が発症する時期はいつか?
もちろん、上記のような特徴があるからといって全ての人が依存症になる訳ではありませんのでご安心ください。
複数のいろんな要素が絡み合って、いわば全ての条件が整ってその時期がきて初めて発症に至ります。
その時期は、インド占星術ではダシャーという運命のバイオリズムのようなものにあらわされます。
正しい時期を知るには、正確な出生時刻から導き出されます。そのため、個人鑑定では生まれた時間の情報がとても大切になってきます。
また、ダシャーと現在の星の運行状況を表すトランジットも重要な要素です。
水原一平さんのホロスコープの特徴
Wikipedia によると、水原一平さんの出生情報は
1984年12月31日、苫小牧市生まれ
出生時刻はわからないのでお昼の12時でホロスコープを作成して検証します。
主な特徴は
- 月が魚座25度(サルパドレッカナの危険度数)
- 蠍座に複数の惑星(水星・土星・ケートゥ・天王星)が集中
- 太陽(射手座)と海王星がコンジャンクション
月や水星が凶星からの影響を受けることで、依存症に陥りやすい配置が読み取れます。
“サルパドレッカナ”や蠍座の集中が示すもの
● サルパドレッカナの月
インド占星術において「サルパ・ドレッカナ」という危険な度数があります。
- 蟹座の10〜20度 / 20度~30度
- 蠍座の0度~10度 / 10度~20度
- 魚座の10度~20度 / 20度~30度
魚座10~30度は“サルパドレッカナ”と呼ばれ、危険な度数とされるエリアです。ここで月が傷ついている場合、内面の不安や孤独感が強まることがあります。
● 蠍座の惑星集中
蠍座は「深い洞察」「相手の欲求を察する」などの資質をもたらす一方、強い執着や内向的な傾向も生まれやすいサインです。
- 水星が凶星(ケートゥ・土星)に傷つけられている
- 神経系への影響、言語表現への制限、ノイローゼ的傾向
- 通訳としての語学力が高いのは、水星が強く作用する一方で“ケートゥ”の要素で一層深く集中できるからかもしれません。
- 海王星×太陽(射手座)
海王星は“幻想”や“依存”を表し、太陽とのコンジャンクションで個人のアイデンティティが揺らぎやすくなることもあります。
一平さんの場合
- 月が魚座の25度
- 土星が蠍座の1度
- ケートゥが蠍座の2度
- 水星が蠍座の23度
危険な度数のオンパレードです。月や水星がこれだけ傷ついて依存症の要素が揃っていると、やっぱりそうなのかなという気もしてきます。
これらの配置から、ギャンブルや何らかの嗜好への傾倒が起こり得るリスクは高そうだと推察できます。
一平さんは、通訳のほかに大谷選手の身の回りの世話とか練習相手とか幅広くサポートをされていたようですが、相手が何を望んでいるかを察する能力が高い蠍座の力が影響しているのだと考えられます。
インド占星術が教える“意識次第で変わる”という可能性
インド占星術はサンスクリットで“Jyotish”、つまり“光の科学”と呼ばれています。惑星の影響は私たちの潜在意識に及ぶとされますが、「意識して行動を変える」ことで運命を切り開くとも言われます。
- 潜在意識(無意識状態):星の配置がそのまま反映されやすい
- 顕在意識(自覚的行動):努力や客観視によって運命を変えられる可能性がある
ギャンブル依存症は医療現場でも“治療が必要な病気”と認識されています。つまり、何かをきっかけに適切な治療とサポートを受ければ、改善の余地は十分にあるはずです。
ヨーガ療法の現場から見る依存症対策
私自身、ヨーガ療法士として医療施設や大学病院で行われている薬物依存更生プログラムについて学ぶ機会がありました。患者さんにヨーガを指導する側も大変ですが、本人が「変わりたい」「治療を受けたい」と意識することがとても重要だと感じました。
- 心と体の両面からケアすること
- 周囲の理解とサポートがあること
この2つが整えば、少しずつでも依存症から回復に向かう道筋が見えてくるのではないでしょうか。
現場の生の声を聞くと、患者もヨーガ実習を指導する側も大変なのが伝わってきます。
まとめ:中立の立場から治療を願う
一平さんご本人が「ギャンブル依存症」であると話している以上、治療の必要性は否めないと感じます。しかし、ホロスコープの配置が厳しいからといって、批判的に決めつけるのは本意ではありません。むしろ、
- 適切な治療を受けて早期回復を目指してほしい
- 家族や周囲のサポートが行き届いてほしい
…という気持ちです。
そして何より、大谷選手には今後のさらなる活躍を期待しています。星の示す特徴はあくまで可能性であって、意識次第で運命は変えられる――それがインド占星術が伝えてくれるメッセージです。
一平さんも、ご家族や周囲の気にかけてくれている人たちのために、何よりご自分自身のためにできるだけ早期に依存症の適切な治療を受けられることを願っています。