2015年から愛用中!Xシリーズユーザーだからこそ伝えたい選び方のコツ
X-10の発売から、T2→T3→T4と使い続けてきて、現在はX-T5を愛用している俗にいう富士の病に侵されている私です。
2015年から富士フイルムのXシリーズを愛用しているユーザーとして、これまでのカメラの進化や実際に使って感じた魅力をお伝えします。特にX-T5の登場で注目されている『被写体認識機能』や写真の仕上がりについて、長年の経験を活かしてレビューしますので、ぜひ参考にしてください!
現在はXF150-600mmを使用していますが、XF100-400mmは発売当初から長年使っていて個展の作品はじめたくさん撮らせていただいた素晴らしいレンズです。
XF150-600mmを買うに至ったいきさつなどは、こちらの記事をご覧ください。
X-T5は素晴らしいカメラ
X-T5は発売以降、常に品不足が続いていて予約してから3ヶ月待ちは当たり前な状態でした。
X-T4でも特に困ってはいなかったのと、まだコロナの影響で外を出歩いて写真を撮ることに厳しさを感じていたところ、ふとしたキッカケで購入機会が訪れ旅することになったのは、こちら。
新しいカメラとレンズを持って旅に出る
X-T5、XF150-600mm、XF18-120mmを持って国内外に出かけてきました。
9月には、アメリカに藤浪晋太郎投手の応援に行き、エンゼルスタジアムで2セーブ目をあげた試合を見ることができました。
その帰りにサンフランシスコ国際空港でヒコーキ撮影も楽しんできましたよ。
トラベラーズームといわれているだけあって、XF18-120mmでも十分にヒコーキ撮影を楽しむことができます。
XF16-80mmも持っていましたが、飛行機を撮影するにはどうしても望遠側に余裕があるほうが重宝するので、入れ替え。
広角側は明るいXF16-55mmを持っているので困りませんが、重いのでXF10-24mmを買い足して用途に応じて使い分けも考えているところです。
X-T5の被写体認識AFを飛行機撮影で検証!空港で試した実力レビュー
富士フイルムX-T5の被写体認識機能はどこまで使える?
私は普段からよく撮っているヒコーキ撮影で、動きの速い被写体への対応を試してみました。
X-T5を検討している方、ぜひ参考にしてください。
私は被写体認識機能を特に飛行機撮影で使用していますが、結論からいうと、撮影状況によっては被写体認識機能の使用可否を判断することが重要だと思いました。
X-T5の被写体認識AFで船や照明灯にも反応?飛行機撮影の注意点とコツ
富士フイルムX-T5の被写体認識AFは、飛行機撮影で威力を発揮する一方、船や照明灯など思わぬ対象にも反応することがあります。
この記事では、その挙動を実際に検証し、撮影時のコツや注意点を解説します。
地元の神戸空港はスカイマークのピカチュウジェットなどが飛来し、季節によっては夕日とのコラボも狙える素敵な空港です。
どの時間帯も海上には何隻かの船が行き交っている状況で、AFが飛行機ではなく船に合ってしまうことが多々ありました。
なんでそっちに合うの?
画角内に飛行機がある状態でも照明灯にAF合焦。
フォーカスエリアを小さくするとか、場合によっては被写体認識機能を使わないとか、ある程度場数を踏んで状況判断ができるようになってきたところです。
なので、カメラの前面のボタンを被写体認識AF切り替えに割り当ててワンタッチで操作できるように運用しています。
こういうシーンも、飛行機本体あるいは尾翼にAFを合わせたいところですが、うっかり照明灯や管制塔に合ってしまわないよう被写体認識はOFFにしています。
このようなシーンでは、機体全体もしくは前方コクピットのあたりにAF追従してくれるので、問題ありません。
このような状況で彩雲の空を飛ぶシルエットの飛行機を、被写体認識AFで追従するのは厳しかったです。機体の大きさにもよるのかもしれません。
X-T2あたりから比べるとAF性能そのものは良くなっていると感じているので、わざわざ被写体認識機能を使わなくても撮れるんやったらまあええかという印象です。
X-H2やH2sは使っていないのでわかりませんが、特に今まで他社機を使っていた方が富士フイルムのカメラを使うと全く使えないという感想も出てくるんだろうなと思えるぐらい、C社のエントリー機のほうがAFに関しては優秀です。
それはEOS KissM、90D、R6を使ってきているので、実感しています。
私自身も、基本的には富士フイルムの色表現が好きで作品づくりを楽しんでいますが、どうしてもXでは難しいなというシーンではEOSを使うなど状況に応じて使い分けているのが現状です。
人の認識もC社のほうがいいなと感じていますが、自分の撮影技術を磨くことも大切だと思うので、プロ野球沖縄キャンプで好きな選手を追いかけて右へ左へひたすら練習してきました。
XF150-600mmに、去年はキー太、今年はラッキーちゃんにサインをいただきました!
まずは試して納得!富士フイルムのトライアルサービスで失敗しない機材選び
富士フイルムの魅力のひとつは、カメラやレンズを気軽に借りられるレンタルサービスです!
購入前に、無料(一部有料)でカメラやレンズを試せるサービスが富士フイルムより提供されています。
まずは実際に自分のフィールドで試してみてから購入を検討できるので、「こんなはずじゃなかった…」という失敗を防げるのが嬉しいポイント。例えば私も、初めて望遠レンズXF100-400mmを購入するときに、「持ち歩ける重さなのか?」「自分の撮影スタイルに合うのか?」と不安がありました。でも、レンタルしてみたら心配が解消され、安心して購入できました。
さらに、レンタル中に疑問や不安があれば、スタッフの方に気軽に相談できます。富士フイルムの機材を実際に使い込んでいるスタッフばかりなので、適切で実践的なアドバイスをもらえるのも心強いです。
先日から本町に移転(メットライフ本町スクエア(旧 大阪丸紅ビル)1F富士フイルムフォトサロン 大阪 内)しているので、お気をつけください。