チェキについて
今回は「チェキ」や「ポラロイド」といったインスタント写真にフォーカスした展示。
私自身も、昔からこのジャンルのカメラが大好きで…
「撮ったらすぐ、カード!」
そんなキャッチコピーとともに滝沢秀明さんが出演していた初代チェキのCMに惹かれて、私もチェキを購入したひとりです。
初代チェキはかなり長く愛用していて、撮ってすぐその場で渡せる楽しさもあり、当時の写真はあまり手元に残っていなかったりします。
その後、もっと大きなサイズで残したくて instax WIDE も追加購入。けれど、2台持ちはさすがに重くて(笑)、最終的にはWIDEだけ使い続け、mini は必要としてくれる方へお譲りしました。
今回のチェキポラ展では、そんな自分の“チェキ歴”の最新形として、instax Pal(デジタルカメラ)と instax mini LINK2(プリンター)を使って制作した作品を展示しました。

ボール雲台を載せたトラベラー三脚に取り付けたinstax Pal
作品について
『写真と占い』の観点から、チェキを占いのカードに見たて、この春に行った洞爺湖温泉での湯治旅を表現してみました。
洞爺湖温泉で大活躍のサイバーショットSONY RX100
タロット占いやルノルマン占いは、カードの絵柄が表す意味を解釈していきますが、このカードの絵柄が写真であり、チェキにあたります。
写真だけでなく、カード占いの知識がある方にも楽しんでいただける内容だと思います。
チェキポラ占い
6月8日(土)に誰でも自由参加の出展者交流会、懇親会が開催されました。
その中で、チェキかポラで撮影した写真3枚を拝見して占う『チェキポラ占い』というイベントを担当させていただきました。
写真は、撮る人の心が映るものでもあり、『写心』と表現されることも多いですね。
3枚選ぶことが、ストーリーになっていてその深層心理を意識上に可視化していくお手伝いをするのが、占い師の役目です。
フォトセラピーでもあります。
おもしろい試みを体験させてくださった、ギャラリーの林オーナーには感謝しかありません。ありがとうございます。

やわらかく繊細なエネルギーあふれる作品の常設展のほか、水出しコーヒーも飲める明るいギャラリー
チェキポラ展、ありがとうございました。
ナダール京都・大山崎で開催されたグループ展「チェキポラ展」が、無事に終了しました。
期間中ご来場くださった皆さま、気にかけてくださった方、遠くから応援してくださった方、本当にありがとうございました。
今回はチェキやポラロイドという“ゆるやかな時間”を閉じ込めたフィルム写真たちを中心に、旅の記憶や日常の中のひとコマを展示しました。